お酒コラム
カニの上手な食べ方とは? さばき方・むき方をご紹介
過ごしやすかった秋もあっという間に過ぎ、気が付けばもうすっかり冬の季節。
冬といえばやっぱりカニですが、「食べるのがちょっと大変そう」というイメージがありませんか?
ちょっとしたコツをマスターして、おいしく楽しくカニを食べましょう♪
目次
カニを上手に食べるコツって?
今回は、三大ガニとして馴染みのある「タラバガニ」、「ズワイガニ」、「毛ガニ」の食べ方をご紹介します。
まずは、キッチンバサミと軍手、新聞紙を用意!
テーブルを汚さないよう、新聞紙を敷きましょう。
カニのトゲで怪我をしないように、必ず軍手も着用してくださいね!
タラバガニのさばき方・むき方
タラバガニを解体する
【手順1】柔らかい脚の付け根部分の関節など、切りやすい部分からハサミを入れて解体していきます
【手順2】胴体と脚を切り離し、腹部を押さえながら、ふんどし(甲羅の内側にある部位。肉厚で弾力があり、カニの産地では珍味として珍重されている)に親指を入れて取り除きます
【手順3】ふんどしを取り除いた部分に指をかけて甲羅を外し、最後に「がに」と呼ばれるネズミ色の異物(魚のエラに相当する部位)を取り除きます
タラバガニの身を取り出す
【手順1】殻を剥きやすくするために、まず脚の関節にハサミを入れて2つに切り分けます
【手順2】トゲが少なく脚の柔らかい部分にハサミを入れて、逆側にも同じようにハサミを入れます。殻が外しやすくなり、簡単に身を取り出すことができます
【手順3】胴体部分は真ん中に包丁、またはハサミを入れ、真っ二つにします
【手順4】脚がつながっていた胴体部分には筒状の空間があるので、内側の薄い部分からハサミを入れて、身を取り出します
ズワイガニのさばき方・むき方
ズワイガニを解体する
【手順1】柔らかい脚の付け根部分の関節にハサミを入れます
【手順2】胴体と脚を切り離し、腹部を押さえながら、ふんどしに親指を入れて取り除きます。カニみそが流れ出さないように、甲羅を下にして作業を行うのがポイントです
【手順3】ふんどしを取り除いた部分に指をかけて甲羅を外し、胴体部分に残ったカニみそは甲羅に戻します。最後に「がに」を取り除きます
ズワイガニの身を取り出す
【手順1】殻を剥きやすくするために、まず脚の関節にハサミを入れて2つに切り分けます
【手順2】脚の下側(白くなっている部分)にハサミを入れます。逆側にも同じように切り込みを入れ、殻を外します
【手順3】胴体部分は真ん中に包丁、またはハサミを入れ、真っ二つにします
【手順4】脚がつながっていた胴体部分には筒状の空間があるので、内側の薄い部分からハサミを入れて、身を取り出します
毛ガニのさばき方・むき方
毛ガニを解体する
【手順1】柔らかい脚の付け根部分の関節にハサミを入れます
【手順2】胴体と脚を切り離し、腹部を押さえながら、ふんどしに親指を入れて取り除きます
【手順3】ふんどしを取り除いた部分に指をかけて甲羅を外し、胴体部分に残ったカニみそは甲羅に戻します。最後にタラバガニ、ズワイガニと同様に「がに」を取り除きます
毛ガニの身を取り出す
【手順1】殻を剥きやすくするために、まず脚の関節にハサミを入れて2つに切り分けます
【手順2】脚の下側(白くなっている部分)にハサミを入れます。逆側にも同じように切り込みを入れ、殻を外します
【手順3】胴体部分は真ん中に包丁、またはハサミを入れ、真っ二つにします
【手順4】脚がつながっていた胴体部分には筒状の空間があるので、内側の薄い部分からハサミを入れて、身を取り出します
カニをさばいたり、むいたりするのが面倒くさい …そんなときは?
「食べるまで時間がかかったり、手が汚れてしまったりするのが苦手…」という方には、一切手間のかからない冷凍カニのむき身(ポーション)がおすすめ!
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まとめ
最近はネット通販でも簡単にカニを購入できるようになり、より一層手軽に冬の味覚を楽しめるようになりました。
「カニは外食でいただくもの」というイメージが強いかもしれませんが、さばき方・むき方のコツをマスターして、おうちでもカニ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか♪