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2021.9.8

ベルーナグルメ日本酒・地酒「日本酒にはどんな種類があるの?」「日本酒を選ぶポイントは?」…意外と知らない日本酒のあれこれ

「日本酒にはどんな種類があるの?」「日本酒を選ぶポイントは?」…意外と知らない日本酒のあれこれ

「日本酒にはどんな種類があるの?」「日本酒を選ぶポイントは?」…意外と知らない日本酒のあれこれ

「フレンチの神様」といわれるジョエル・ロブションによる日本酒とのコラボレーションをはじめ(※)、アメリカではまさに「米国産米」を使用した地酒がニューヨークで誕生するなど、今や世界的に知られるだけでなく、その各地で人気を集めている「日本酒」。

日本でも、日本酒をメニューの中心に据えた「日本酒バル」が台頭し、その影響からか従来の支持層より若い世代でも日本酒を嗜む機会が増えるなど、昨今まさに空前の日本酒ブームが巻き起こっています。

この日本酒ブームを機に、「これからぜひとも試してみたい!」という人もきっといるはず。

でも…「普段から飲み慣れていない人にもおすすめの日本酒ってどれ?」「そもそも日本酒ってどんな種類があるの?」などなど、日本酒の初心者にとっては分からないことだらけ。
一昔前より気を張らずに楽しめる存在になったとはいえ、まだまだ手を出しにくいイメージがあることは否めません。

そこで、今回は“これまでに日本酒を飲んだことがないという人でも、今夜から晩酌したくなる!?”日本酒の基本的な知識について紹介します。

※2018年6月、ロブションが手掛ける料理と獺祭を楽しめる「DASSAI JOEL ROBUCHON」がフランス・パリにオープン。「フレンチ」と「和」、「伝統」と「伝統」のマリアージュは新たな人気を呼び、地元のパリジャンやパリジェンヌをはじめとする多くの人々に支持されている

日本酒って、どんなお酒?

日本酒って、どんなお酒?

世界にはさまざまな種類のお酒がありますが、日本酒はビールやワインと同じ「醸造酒」に分類されます。
ビールは麦芽と水を、ワインはブドウを主な原料としていますが、日本酒の主原料は、日本人の主食である米と水です。

日本酒にもいろいろと種類がある?

さらに、日本酒と一口にいっても、その中にもさまざまな種類があります。

まず、大きな区分として、米と麹と水のみを主原料とする「純米系」と、それらに醸造アルコールを加えた「本醸造系」の2種類があります。

「純米系」を代表する酒としては純米大吟醸、「本醸造系」では大吟醸酒がよく知られています。
日本酒のことをよく知らなくても、この純米大吟醸酒や大吟醸酒に対して、何となく高級なイメージを持っている人も少なくないかもしれません。

日本酒づくりに欠かすことのできない重要な工程の一つに、米を磨くことで雑味を削る「精米」が挙げられます。
その割合を示す「精米歩合」の数値が低ければ低いほど、より高度に精米されていることを示しており、一般的に「高級酒」と呼ばれます。

実は、純米大吟醸酒と大吟醸酒は、ともに精米歩合50%以下であることから、この「高級酒」に位置付けられています。
純米大吟醸酒や大吟醸酒に漠然と感じる「高級なイメージ」は、こんな事実に裏打ちされていたんですね!

純米大吟醸酒、大吟醸酒……それぞれの特徴って?

日本酒には原材料や精米歩合によってさまざまな種類があることが分かりました。
では、それぞれの酒にはどんな特徴があるのでしょうか?

一般的によく知られている純米大吟醸酒と大吟醸酒、それぞれの特徴をまとめてみました。

純米大吟醸酒

純米大吟醸酒

米と麹と水のみを主原料とし、酒米を50%以下にまで磨き上げた「日本酒の最高峰」。
まろやかな口当たり、米の旨みが生かされたスッキリとした味わいと高い吟醸香は、しばしば日本酒の芸術品にたとえられるほど

大吟醸酒

大吟醸酒

米と麹と水に醸造アルコールを加えていることから、酒自体の香りが立ちやすく、スッキリした後味が特徴。
同じく酒米を50%以下にまで削っているため、雑味がなくきれいな味わい。昔は主に鑑評会用として醸造されていたため、「幻の酒」と評された

どうやって選んだらいい? 自分好みの日本酒の見付け方

日本酒にもさまざまな種類があり、それぞれに特徴があるとすると……次に浮かんでくるのはあの疑問。

「自分好みの日本酒を見付けるには、どうしたらいい?」

さまざまな種類がある日本酒だけに、その選び方や見極め方もさまざま。
日本酒を選ぶ際に押さえておきたいポイントが分かれば、日本酒選びも楽になるかも?

味や飲み口で選ぶ

日本酒のみならず、どんな酒を選ぶにもやっぱり気になるのは、まず「味わい」。
ベルーナグルメでは、利酒師が実際に試飲し、感じた特徴(「淡麗辛口」や「フルーティな香り」「口当たり柔らか」など)として、味や飲み口について一本ごとに詳しくご紹介しています。

また、「通好み」や「ビギナーにぴったり」など、誰にでも分かりやすい解説がついているので、どんな人でも選びやすいのがうれしいですね。

スタンダードな味わいから「炊き立てのお米を思わせる米の旨み」「赤肉メロンのような甘い香り」など、日本酒ファンならずとも思わず試してみたくなるような個性的な持ち味まで、幅広い銘柄の中から、「これだ!」と思う1本をお選びいただけます

その他のスペックで選ぶ

味や飲み口を左右する大きな要素の一つに、生産地があるといわれています。
原材料や気候などが酒造りに適していることから「日本酒の聖地」とも称される東北をはじめ、米処として知られる新潟や辛口のファンを多く持つ高知など、生産地を基準に銘柄を選ぶ日本酒ファンも少なくありません。
また、前述の精米歩合や「辛口」「甘口」といった飲み口を表す日本酒度など、瓶のラベルを参照するのも日本酒通が提唱する選び方の一つです

さらに日本酒を極めて…季節で選ぶ!

以前のコラムで「冬は新酒の季節」とお伝えしましたが、その年最初の酒である「しぼりたて新酒」の味わいはまさにこの季節ならでは。
このように、日本酒にはそれぞれに旬があって、春先に販売される華やかな味わいの「かすみ酒」や昨今では秋の代名詞ともなっている旨みの強い「ひやおろし」など、季節によって味わいの違うさまざまな日本酒がお目見えします。
季節感の強いボトルやラベルも印象的なので、見た目でビビッと来たら、「ジャケ買い」ならぬ「ボト買い」や「ラべ買い」もいいかもしれません

それでも日本酒選びに迷ったら……そんな時、「利酒師がいるよ」!

大吟醸酒

「日本酒は初めて!」という方にとっては、自分の勘やフィーリング以外に頼れるものがないというのは不安なことですよね。

ベルーナグルメの「旨い酒が飲みたい」では、全ての商品を「日本酒のソムリエ」といわれる利酒師が選定しており、そのおいしさは折り紙つき。

また、カタログやリーフレットはもちろん、インターネットでも日本酒度や精米歩合、蔵元の情報などについて詳しく併記しています。
飲み口や口当たり、相性のいい料理など、さまざまな点からお好みに合う一本を見つけていただけます。

まとめ

日本酒というと、なかなか手が出しにくいと感じる人は、まだまだ少なくないよう。でも、その種類や選び方のポイントを押さえることで、グッと身近なものに感じることができます。
また、ベルーナグルメでは日本酒選びを円滑にする、利酒師によるテイスティングコメントも掲載していますので、もしお迷いの際にはぜひ参考にしてみてくださいね

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