日本酒コラム

日本酒業界の衰退を救う!?

日本酒をもっと身近なものに!
日本酒通販日本一の企業が描く「日本酒の未来」とは

日本酒業界の衰退を救う!?

日本酒をもっと身近に!日本酒通販日本一の企業が描く「日本酒の未来」とは

2021.2.1

「く〜、やっぱりうまい日本酒は違うなぁ。」

近年、日本酒は若い年代にも浸透し始め、
以前より身近になったと感じている人も多いかもしれない。

しかし、それは “一部の日本酒” のみの話で、
実は、日本酒業界全体の売上は低迷し「危機的状況」に陥っていることをご存知だろうか?

5~6年前までは「吟醸系ブーム」もあり、盛り上がりを見せていたが、
ブームは落ち着き、今ではピーク時から「マイナス70%に縮小」という深刻な状況だ。

いくら良いお酒を作っても、
販路が限られるため、思うように売上をあげられないことが多い。

結果、経営難から日本の蔵元数は減少の一途を辿ってしまっているのだ。

その背景には「日本酒=ハードルが高いもの」という認識が大きく影響している。

他のお酒と比べて高いものが多いうえ、気軽に飲めるイメージがなく、
種類もたくさんあるため、どの日本酒を選べばいいのか分からない…という声も多い。

「ビール」や「ワイン」と比較して、
居酒屋や家庭で、ライトに「日本酒」を楽しむユーザーが少ないのが現状だ。

逆に「ビール」「チューハイ」「ハイボール」「ワイン」等、
様々な場所で広く飲まれるお酒には、一つの共通点がある。

価格のお手頃さや、ラインナップの豊富さだ。

そのため「日本酒」を身近に感じてもらうためには、
より美味しい日本酒を “手頃な価格” で消費者に届けることが大切になってくる。

この「美味しくて安い日本酒を普及させる」ために立ち上がったのが、日本酒通販国内売り上げシェアNo.1を誇る大手通販会社「ベルーナ」だ。

消えゆく日本酒文化への杞憂、そしてNo.1ならではの葛藤について、
日本酒事業の責任者かつ唎酒(ききざけ)師でもあるベルーナグルメ企画室・浅野室長にお話を伺った。

▼浅野氏
「元々2002年に日本酒の定期販売事業を始めたのですが、
サービス開始当初からとても好評で、売り上げも順調に伸びていきました。

ただ日本酒ブームが落ち着いていくと同時に、
弊社のサービスも例外なく、徐々に苦戦をしいられていきました。

そんな中で、このままではいけない、自社の売り上げだけでなく、
日本酒業界全体が直面している問題を変えたいと考えるようになったんです。

『本当に美味しい日本酒を、お客様に味わってもらうためにはどうすればいいのか?』

と試行錯誤を繰り返しました。

そこで、『香りの良い吟醸系の “高級酒” を、業界最安値を意識した価格で販売する』という事業を開始したんです。」

▼浅野氏
「卸業者を挟まず、蔵元様とともにイチから『オリジナル日本酒』を企画・開発することで、
高品質の日本酒を安値で販売することを可能にし、これが大ヒットとなりました。

ただ、売れたあとには次の課題が出てきました。

それは知名度が上がる中で『ベルーナさんは安売りの会社』『ベルーナさんは日本酒の価値を落としている』『ベルーナさんとは取引したくない』という声をいただくことが次第に増えてきてしまったんです。

『自分たちの取り組みは本当に正しいのか?』という迷いが生じ始めてきてしまいました。」

▼浅野氏
「そこで私たちは、自分たちの迷いに答えを出すため、多くのお取引先様にヒアリングしました。

その中で、ある蔵元様から
『我々は美味しいお酒をお手頃価格でお客様に提供して喜んでもらっている。

それが悪いことでしょうか?

少なくとも私はベルーナさんの取り組みを応援しているし、
ベルーナさんの販売力に助けられている。』

と言っていただいたんです。

『自分たちのやっていたことは間違っていなかったんだ』と大きく勇気づけられましたね。

“日本の国酒であり、歴史・文化そのものである日本酒を多くの方に伝えていきたい” と、
消えかけていた闘志に再び火が灯りました。」

そんなベルーナが想いを込めて開発し、大ヒットとなっている日本酒セットが「全国10酒蔵の大吟醸飲みくらべ10本組【第2弾】」だ。

日本酒の最高ランク「大吟醸」が、破格の安さで楽しむことができる。

一般的に、日本酒のランクは原料となるお米を “削ったあとに残る量” を示す、
「精米歩合(せいまいぶあい)と呼ばれる割合で決まる。

この精米歩合の割合が低いほど、
香りが高く雑味のない高品質な日本酒
になるのだ。

大吟醸にあたる精米歩合「50%」以下にお米を削ることは、非常に手間とコストがかかる作業。

そんな大吟醸を、10本も堪能できる “贅沢なセット” なのだ。

ベルーナの理念に共感した全国の10の蔵元が、 “渾身の日本酒” を送り出す。

そこで作られた「オリジナル日本酒」を紹介していこう。

この10本すべては「唎酒師(ききざけし)監修」のもと開発されている。

唎酒師とは、「日本酒のソムリエ」とも呼ばれる資格で、

テイスティングはもちろん、日本酒の知識を原料から製造方法、ラベルや歴史に至るまで幅広く網羅している「日本酒のスペシャリスト」だ。

ベルーナでテイスティングを担当する唎酒師の森田氏は、こう語る。

この10酒蔵のこだわり大吟醸飲み比べ10本セット(1本720ml)は、単品合計価格「22,231円(税込)」。

そしてそれが、まずは多くの人に味わってもらいたいという想いからなんと、
さらに50%OFFの「10,989円(税込)」しかも送料無料で販売中だ。

1本当たりに換算すると「1,099円(税込)という破格の金額で、最高ランクの大吟醸を飲み比べできるのだ。

家ではあまり日本酒を飲んだことがなかったという人も、
この機会に、最高ランクの日本酒を味わってみてはいかがだろうか?

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さらにこの10本の「オリジナル日本酒」を堪能し尽くすために、
ここからは、1本1本の日本酒の味わい、楽しみ方、蔵元の歴史を紹介していこう。

 Ⅰ. 遠藤酒造場:信濃屋甚兵衛 大吟醸(しなのや じんべえ)

「芳醇な香り」と「深く柔らかな辛口」の大吟醸酒。
2018年「モンドセレクション」金賞受賞や、2017年「iTQi(ITI)優秀味覚賞」三つ星受賞など、数々の国際的なコンクールでも高い評価。
各賞を総なめする、この大吟醸をぜひ一度堪能してもらいたい。

米の力を余すところなく引き出した吟醸造りのため、
ほんのり冷やしてふくよかな風味を楽しむことができる。
基本的に魚介料理全般と相性が良い。ぜひ「常温」で堪能してもらいたい。

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他にも、全国各地の大吟醸をたくさん取り揃えている。

▼新潟県
新潟県は良い酒造りの条件である「気候」「米」「水」の三拍子が揃い、
越後杜氏の技を擁する。キメ細かく綺麗で上品な味わいが特徴。

 Ⅱ. お福酒造:大吟醸 越乃清麗(こしの すみれ)

清楚な香りと透明感のある淡麗でキレのある喉越しが特徴。
「冷奴」や「魚介」のお刺身と合わせると、素材の旨みを引き立ててくれる。

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 Ⅲ. 越後桜酒造:深山淡雪 大吟醸(みやま あわゆき)

「華やかな香り」と「すっきりとしたのど越し」が後をひく美味しさ。
「良質な米」と「越後の山々から恵まれた軟水」を使用し、低温でじっくり仕込んだ。
この手法により、米の旨みを最大限に引き出している。
「やきとり」などの串料理との相性が良い。ぜひしっかりと冷やして飲んでもらいたい。

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 Ⅳ. 朝妻酒造:大吟醸 雪の幻(ゆきのまぼろし)

「まろやかな味わい」と「華やかな香り」が特徴。
厳選した酒造米を50%まで磨き上げ、低温貯蔵した大吟醸酒。
信濃川水系の良質な伏流水を使用している。
「鍋料理」との相性が良く、鍋とともにちびちびと飲み進めていくことで幸せを感じられる。

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 Ⅴ. 柏露酒造:大吟醸 雪の露(ゆきのつゆ)

「フルーティーさ」を持つ吟醸香と、「スッキリとした味わい」の中にもほんのりした旨みを感じられる大吟醸酒。厳選された原料米を使用し、ゆっくり丁寧に発酵。
「帆立貝」や「はまぐり」などの貝料理との相性が抜群だ。

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 Ⅵ. 越つかの酒造:大吟醸 雲泉(うんせん)

「スッキリ感」と「辛さ」を備え、飲み口は柔らかさも感じる越後杜氏ならではの技で仕上げた日本酒。新潟県産原料米に限定して醸造。
自然な吟醸香と米の風味を楽しむことができる。
「ブリ」や「マグロ」の刺身と共に堪能することでより味わいを深めてくれる。

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▼京都府
京都府は、気候・風土に恵まれ、繊細で洗練されたお酒が多い。
桃山丘陵が源泉の良質な水を使って造られたお酒は、まろやかで口当たりの良いやわらかな味わいから、「女酒」と呼ばれている。

 Ⅶ. 京姫酒造:花自慢 大吟醸(はなじまん)

ほのかに香る吟醸香、米本来のふくよかな旨み、料理に合わせやすい柔らかな口当たりが特徴。
地酒らしく「おちょこ」で飲むのも良し、「ワイングラス」で香りを楽しみながら飲むのも良し。「煮物料理」との相性が抜群だ。

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▼山口県
地産地消を目的とした酒造りを行っており、米・酵母・水にこだわった酒を生み出している。

 Ⅷ. 下関酒造:大吟醸 家納喜(やなぎ)

バナナ、りんごなどのフルーツ系の上品な香り。
米本来の甘みを感じながら、「辛み」と「酸味」のバランスが良く、まとまりのある味わい。食中酒としてもってこいの大吟醸だ。
「車海老の塩焼き」や「焼きししゃも」などシンプルな料理と合わせて飲むことで、より甘みを感じられる。

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▼福島県
食中酒に合う米の旨みを感じさせる、料理に負けないお酒が多い。

 Ⅸ. 花春酒造:會津清酒 大吟醸(あいづ せいしゅ)

上品で華やかな吟醸香で、米の豊かな旨みを堪能できる、飲み飽きしない大吟醸。
福島県の酒造好適米「夢の香」を100%使用。
「鯛」や「ヒラメ」「タラ」など淡白な魚と合わせて飲むことで、より旨味を味わうことができる。

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▼埼玉県
荒川と利根川という2つの水系によって育まれる酒。
水は軟水のため酒質はやわらかく、口当たりの良いまろやかな酒ができる。

 Ⅹ. 藤崎そう兵衛商店:扇の舞 大吟醸(おうぎのまい)

「華やかな吟醸香」と「キレのあるなめらかな喉越し」。
厳選した原料米を丁寧に精米し、低温でゆっくり優しく発酵させて綺麗な味に仕上げている。
「カルパッチョ」や「マリネ」などのさっぱりとした料理との相性が抜群だ。

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いかがだっただろうか?

その日の料理に合わせて、飲む日本酒を変えることで、より料理のおいしさを引き出してくれる。

「今日はどの日本酒を飲もう?」

そんな風に毎日楽しみながら1つ1つの日本酒の飲み比べをしてみてほしい。

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